黒岩荘日記

日記です

手に職、足にも職

5月23日

昨日の豪雨とは打って変わって快晴。またも母の仕事の付き添いで、今度は長野へ。仕事の合間にスープが異様に美味いラーメンを食べる。行き帰りでセブンのアイスコーヒーを奢ってもらう。帰りにはくるみソフトまで頂いた。世話を焼きたい親心につけ込んでいたれりつくせりを享受する。次回は僕が奢らなきゃいけないなぁ、頑張らきゃなぁなどと考える。

軽井沢の別荘地に車を走らせる(親が)。日差しの強い日だったが、一寸の光も差さないほどに左右に生い茂った広葉樹の並木道、林、林、林。空気は湿気をまといつつ肌に張り付くような冷たさで、苔むしたライトグリーンの地面が妖しく光っている。

自然の持つ利点だけを残し一切の危険を取り払ったようなこんな場所に、平屋の大きな別荘を持てるような人は、いったい普段なにをなさってる人なのだろう、お仕事は?年収はいかほどでしょうか?我々の走っている小道と別荘を区切る地面は、はたして本当に地続きなのだろうか?

などなど理屈の体をなさないやっかみの気持ちを抱えながら、それでも、『いい土地だなぁ』なんてしみじみ思う。僕も別荘とは言わないまでも、遠くに住んでる訳じゃなし、ほんのちょっとくらい軽井沢づいてみたいものだ。